多汗症にはいくつかのタイプがあり、原因がそれぞれ異なります。まずは、自分の多汗症のタイプを知っておきましょう。

精神的ストレスが原因の多汗症

多汗症の原因の中で特に多いのが、精神的ストレスによるものです。人間は緊張や不安といった精神的ストレスを感じると、交感神経が活発に働き、汗腺を刺激します。交感神経の働きが敏感な方ほど多汗症になりやすいといわれています。

何らかの疾患が原因の多汗症

内分泌異常や神経疾患など、何らかの病気が多汗症を誘発する場合があります。このタイプの多汗症は、まず原因となる疾患を治療することが第一です。局所的に汗をかくタイプの多汗症とは異なり、全身性の多汗症となることが多いのも特徴です。

ホルモンバランスの乱れが原因の多汗症

ホルモンバランスは交感神経に作用します。そのため、ホルモンバランスが乱れると交感神経のバランスも乱れ、多汗症になりやすくなります。特に女性は月経や妊娠、更年期などによる影響で、ホルモンバランスが乱れやすいです。体のほてりや不眠、イライラ感などの症状がある場合、このタイプに当てはまるケースが多いです。

日常生活の乱れが原因の多汗症

辛い物や熱い物を食べると汗が出るのは正常な働きですが、こうした刺激物を過剰摂取すると多汗症につながります。また、たばこやコーヒーといった嗜好品に含まれるニコチンやカフェインは神経を興奮させる作用があり、多汗症の原因になります。

東京都中央区にある日本橋形成外科・皮フ科・美容外科では、様々なタイプの多汗症治療に対応しています。多汗症でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

多汗症にはレベルがあり、症状の度合によって治療法も異なります。形成外科では多汗症のレベルに合わせて治療を行うことができます。形成外科での診療を受ける前に、まずは自分の多汗症レベルがどの程度かを知っておきましょう。

レベル1：触ると汗ばんでいるのがわかるレベル

見た目では汗がほとんど目立たず、触るとしっとり汗ばんでいるのがわかる状態です。汗の水滴は見えず、光に当たると汗がうっすら光る程度のレベルです。

レベル2：汗をかいているのがはっきり見えるレベル

汗の水滴がはっきりとわかり、常に患部が汗で濡れている状態です。汗をかいていても、ぽたぽたと汗が滴るほどではない場合、このレベルに該当します。

レベル3：汗のしずくがぽたぽたと落ちてくるレベル

汗が水滴となって現れ、しずくが滴り落ちる状態です。症状がひどい場合、汗だまりができることもあります。

多汗症のレベルによっては、気軽に握手をしたり手をつないだりすることができないなど、日常生活に影響が出ることもあります。症状がひどく多汗症のレベルが高くなると、手汗で紙が濡れてしまったり、スマホがうまく操作できなかったりすることもあり、コンプレックスに感じている方もいらっしゃいます。また、運転時のハンドル操作が汗で滑るなど、危険につながることもあり、多汗症が及ぼす影響は非常に大きいです。

東京都中央区にある日本橋形成外科・皮フ科・美容外科では、多汗症のレベルに合わせた治療が可能です。東京都中央区で多汗症の治療を検討している方は、ぜひ日本橋形成外科・皮フ科・美容外科をご利用ください。刺青除去にも対応しています。